エリア

三重県津市

カテゴリー

外壁塗装・屋根塗装

完了日

2021年11月

内容

大型の倉庫及び折半屋根の外壁・屋根塗装

一言

三重県津市にて、大型倉庫および折半屋根の外壁塗装・屋根塗装を施工させていただきました。今回の倉庫は、20年以上もの間、外壁メンテナンスが行われておらず、外壁には多数のクラック（ひび割れ）や穴が目立つ状態でした。長年の使用による劣化が進行しており、早急な対処が求められる状態でしたが、しっかりと下地処理を行い、見事に修復することができました。



倉庫の外壁には、ALC（軽量気泡コンクリート）や波型スレートなど、さまざまな下地が使われており、それぞれの材料に応じた施工方法を適用する必要がありました。異なる素材が混在するため、部分的に塗り分ける必要があり、職人たちの技術が問われる場面も多くありました。ALCは軽量で断熱性に優れていますが、吸水性が高いため、防水処理が重要です。一方、波型スレートは長期間の使用でクラックが発生しやすく、特にメンテナンスが重要です。これらの異なる素材に対して、それぞれに適した塗料と施工法を用いることで、均一な仕上がりを実現しました。



今回の塗装では、黒を基調にトーンを変えて塗り分けを行いました。黒のトーンを使い分けることで、シンプルながらもシックでモダンな印象を与える外観となりました。黒は汚れが目立ちにくく、長期間にわたり美しい外観を維持できるため、特に工場や倉庫などの建物には最適です。また、黒のトーンの微妙な違いを使い分けることで、立体感や奥行きが生まれ、単調になりがちな倉庫の外観に洗練された雰囲気を加えることができました。



外壁塗装では、まずクラックや穴の修復作業を行いました。長年メンテナンスがされていなかったため、クラックが深く広がっている箇所が多く、ひび割れ補修材を使用して丁寧に処理しました。クラックや穴を放置しておくと、そこから雨水が侵入し、内部の構造にダメージを与えることがあります。早期に補修を行うことで、倉庫の耐久性を向上させ、さらなる劣化を防ぐことができます。



屋根塗装については、折半屋根の表面が長年の風雨や紫外線の影響で色褪せ、サビが発生していました。サビをしっかりと除去し、錆止め塗料を下地に塗布した上で、耐候性の高い塗料で仕上げました。折半屋根は屋根材の波状の形状が特徴で、塗装作業には特別な技術が求められますが、弊社では経験豊富なスタッフが丁寧に作業を進め、屋根の防水性と美観を取り戻しました。



今回の施工に使用した塗料は、耐候性や防水性に優れた高品質なもので、長期間にわたって倉庫の外壁や屋根を保護します。特に、黒を基調とした塗装は、倉庫に高級感を与えつつ、機能面でも非常に優れています。紫外線や風雨に強い塗膜を形成し、長期にわたり倉庫の外壁を美しく保つことができるため、メンテナンスの頻度も抑えられます。



弊社では、このように異なる素材が混在する建物に対しても、最適な施工方法をご提案し、長持ちする塗装を提供しております。倉庫や工場などの大規模な建物の塗装も、経験豊富なスタッフがしっかりと対応いたしますので、外壁や屋根のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。



今回の施工を通して、倉庫全体が新築のように蘇り、黒のトーンで塗り分けられたシックな外観に仕上がりました。これからも、お客様のご要望に合わせた高品質な塗装を提供し、美しい仕上がりをお届けしてまいります。